ハングルを覚えたいけどどうやって覚えたらいいかわからない。
ハングルを読めるようになってみたいけどまず何から始めればいいの?
語呂合わせでハングルを覚えてみたい!
この記事ではそんなお悩みにお応えします。
ゼロから韓国語を始めてTOPIK6級(韓国語能力試験最高級)を取った筆者が、分かりやすいハングルの覚え方を伝授します。
筆者は、一からハングルを覚えるとき、本を読みながら覚えました。
たったの3日くらいでハングルが読めるようになったのを覚えています。
▼こちらが3日でハングルが読めるようになった本です。
1日でハングルが読めるようになる本 (ヒチョル式超速ハングル覚え方講義)
この記事は、本と同じくらい分かりやすく書いていますので、最後まで読めばあなたもハングルを読めるようになります!
また、語呂合わせで覚える方法も紹介していますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
▼この記事を書いた人はこんな人です。
初心者向けハングル(韓国語)の簡単な覚え方
ハングルを覚えるには、7つのステップが必要です。
- STEP1ハングルの仕組みを理解する
- STEP2母音を覚える
- STEP3基本子音を覚える
- STEP4母音+基本子音で読んでみる
- STEP5母音+母音で読んでみる
- STEP6パッチムを覚える
- STEP7母音+基本子音+パッチムで読んでみる
- GOAL!ハングルを読んでみよう!
母音?子音?パッチム?もうワケがわからないという方も、ご安心を。
これからゆっくり段階を踏んで覚えていくので大丈夫!
ハングルとは?
まずハングルとは、韓国で使われている文字のことを差します。
日本語でいう、「ひらがな」「カタカナ」「漢字」のことを、韓国ではひとまとめにして、「ハングル」と呼びます。
韓国で使われている言語は「韓国語」であって、「ハングル語」「ハングル文字」というのは厳密には間違った言い方になります。
ハングルの仕組み
ハングルは、母音が10文字、子音が14文字、合わせて24個の文字から成り立っています。
日本語はひらがなとカタカナで168字、そして常用漢字は2,000個以上にもなりますから、それに比べるとハングルは単純な仕組みになっていることが分かります。
ハングルは、「子音」「母音」「パッチム」から成り立っています。
例えば、「アンニョンハセヨ(こんにちは)」の「안(アン)」という文字でいうと、ㅇ(子音)、ㅏ(母音)、ㄴ(パッチム)から成り立っています。
韓国語の母音と子音を覚える
それでは、ハングルの母音と子音を覚えていきましょう!
ハングルは母音から覚えるのが簡単なので、母音から見ていきます。
ハングルの母音を覚える
母音は全部で10個あります。
ㅏ ㅑ ㅓ ㅕ ㅗ ㅛ ㅜ ㅠ ㅡ ㅣ
これらに「ㅇ」という無音の子音を付けてみます。
아 | 야 | 어 | 여 | 오 | 요 | 우 | 유 | 으 | 이 |
ア | ヤ | オ | ヨ | オ | ヨ | ウ | ユ | ウ | イ |
「オ」「ヨ」「ウ」が二回ずつ出てきましたが、実はそれぞれ違う発音になっています。
それではひとつずつ説明していきます。
아
「아」は日本語で「あ」と読みます。
日本語の「あ」と同じ発音です。
야
次に「야」です。「や」と読みます。
「아」の文字に点が一つ増えたのがわかるでしょうか?
これも日本語の「や」と同じ発音です。
어
続いて「어」は「お」と読みますが、日本語の「あ」の口の形で「お」と発音してみましょう。
日本語にはない発音になります。
여
「여」。また先ほどの「어」に線が一つ増えました。
これは「よ」と読みますが、先ほどと同じく日本語の「あ」の口の形で「よ」と発音します。
오
「오」は「お」と読みます。
また「お」が来ましたが、今度は口の形が違います。
口をすぼめて「お」と発音します。
口笛を吹くときみたいに、大げさなくらい口をすぼめて発音してみましょう。
요
「오」にまた線が一本足されました。
「요」は「よ」と発音します。
これも口をすぼめて発音しましょう。
우
「우」は「う」と読みます。
口をすぼめて発音します。
유
「우」に線を一つ足すと「유」「ゆ」になります。
こちらも口をすぼめることがポイントです。
으
「으」は「い」の口の形で「う」と発音します。
이
「이」は日本語で「い」と読みます。
日本語の「い」と同じ発音です。
では、母音を順番に発音してみましょう。
아 | 야 | 어 | 여 | 오 | 요 | 우 | 유 | 으 | 이 |
ア | ヤ | オ | ヨ | オ | ヨ | ウ | ユ | ウ | イ |
ここまでで読める単語
ここまで覚えたハングルだけで、これらの単語を読むことができます。
だんだんハングルを読める実感が湧いてきましたでしょうか?
こちらの動画で、母音の発音が聴けますので、合わせて参考にしてください。
日本語ペラペラな韓国の方が教えていて、一番わかりやすいと思います。
母音の語呂合わせ(こじつけ)での覚え方
母音の見分けが難しい方に、語呂合わせがおすすめです。
이と으の語呂合わせ
이(い)と으(う)は、縦線か横線かの違いになっています。
そこで、縦言う横と唱えてみてください。
縦い、う横、縦線があるのが이(い)、横線があるのが으(う)ということです。
어と아の語呂合わせ
어と아の見分けが難しい場合、こうやって覚えてみてください。
左or右
左お、あ右、つまり、左に線があるほうが어(お)、右に線があるほうが아(あ)ということです。
오と우の語呂合わせ
오と우の見分けが難しい場合、次のように覚えます。
上追う下
上お、う下。つまり、上に線があるようが오(お)、下に線があるほうが우(う)ということです。
「縦言う横」、「左or右」、「上追う下」を何度も繰り返し唱えて、ハングル母音をマスターしましょう。
ハングルの基本子音を覚える
続いては、基本的な子音を覚えていきましょう。
基本子音以外の子音は別記事でご紹介します。
基本子音は全部で9つ。
【ㄱ】(kまたはgの発音)
【ㄴ】(nの発音)
【ㄷ】(dの発音)
【ㄹ】(rの発音)
【ㅁ】(mの発音)
【ㅂ】(pまたはbの発音)
【ㅅ】(sの発音)
【ㅇ】(ng発音なし)
【ㅈ】(zまたはjの発音)
これらに母音のㅏを足してみましょう。
가 | 나 | 다 | 라 | 마 | 바 | 사 | 아 | 자 |
カ | ナ | ダ | ラ | マ | バ | サ | ア | ジャ |
韓国語子音を簡単に覚えるコツ
これだけでは覚えられないので、物に例えて覚えちゃいましょう。
ちょっとこじつけ感はありますが、私はこれでバッチリ覚えました。
動画と合わせて覚えるとより定着しやすいので見てみてくださいね。
母音+基本子音で読んでみよう
次は、いよいよ母音と基本子音を合わせて、実際に読んでみましょう。
読めなくても大丈夫、このページを良く見ながら、当てはめてみてください。
パッチムとは
パッチムとは、韓国語で「받침」と書き、「下敷き」という意味になります。
この図で言う黄色の部分のこと。
子音が下の部分に入り、母音は下側には入りません。
パッチムの発音と読み方
パッチムの読み方は、基本的に子音で学んだ発音をそのままくっつければOKです。
たとえば「안」という文字は、「ㅇ」と「ㅏ」と「ㄴ」から成り立っています。
繋げてみると、「あん」と読めることが分かります。
続いて「녕」という文字も、3つの構成から成り立っています。
こちらも今まで学んだ通りに繋げていけば、「にょん」と読めることが分かると思います。
二つ合わせて、「안녕」【あんにょん】。
近しい人と挨拶をするときに使う言葉です。
でも、上の안では「ㅇ」は「無音」と書いてあるのに、 녕では 「ng」と書いてあるのはなんで?
いいところに気付きました。
上の段にㅇがあるときは読まないのに対して、下敷きであるパッチムにㅇが来ると、「ng」という日本語にはない発音になるのです。
今回は発音ではなく「読めるようになる」ことが目標ですので、詳しい説明は省きます。
ただ、パッチムに「ㅇ」がある場合は、「ん」と読むということだけ覚えてください。
ハングルを覚えよう!読めるかな?【実践編】
では、実際にヒントをもとに読んでみましょう!
こちらのYoutubeで語呂合わせの方法を教えてくれています。
この記事には出てこない部分もありますが、覚えやすいので是非トライしてみてくださいね。
難しい場合は韓国語教室に駆け込むのもアリ!
ハングルの仕組みが少しは理解できましたでしょうか?
どうしてもできないという場合、韓国語教室という手もあります。
さまざまな種類の韓国語教室がありますので、自分に合った教室を探してみてください。
また、韓国語の勉強をどのように進めていったらいいのか迷っている人は、こちらの記事を参考にしてください。
まとめ
・初心者のハングルの簡単な覚え方はたったの7ステップ
・語呂合わせやこじつけも使うことで簡単に覚えられる
・ハングルは文字、韓国語は言語
・語呂合わせで母音と子音を覚える
・パッチムを覚える
・難しい場合は韓国語教室も初心者におすすめ
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